屋根から雨漏りがしてきたらげんなりしてしまいますが、そういうときこそ早めに雨漏り修理をすることが大切です。その理由を3つほど以下に記述します。1つ目は家へのダメージがあるからです。雨漏りが起きていることに気付くということは、そこに水が落ちてくるまでの過程があり、その間つたって来た柱などは水気に侵されているということです。
このことによって腐食が始まってしまい、地震などの災害に弱い家になってしまいます。2つ目はシロアリ発生の原因になり得るということです。シロアリは雑食性で木ですらも食べてしまうという木造の家にとっては天敵ともいえる存在です。そんなシロアリが好むのは多湿な場所なので、雨漏りを放っておいたらいつの間にかシロアリが巣くっていたなんてことになりかねません。
3つ目は湿気によるカビの発生で健康被害が起こる可能性があるということです。カビ発生によってアレルギー性鼻炎などの軽度のものから喘息や肺炎などの重度の病気を引き起こす可能性があります。以上の理由から屋根の雨漏り修理は早めに行った方が賢明です。しかし、早急にとはいってもすぐに雨漏り修理を行えるとは限らないので、屋根にブルーシートをかぶせて雨が侵入しにくくしたり、雨漏りをしている箇所が判明していれば、防水テープやシリコンによる補修を行うのも手です。
このとき、高所作業となるので落下の危険性に注意しなければなりません。そして、あくまでこれらは応急処置なので最終的にはきちんと業者に修理してもらった方が今後の為にも良いです。