雨天時・台風の接近時など、どんなタイミングに発生するのかわからないのが雨漏りの怖さ。屋根・天井といった定番の箇所から、窓や壁づたいなど、さまざまな原因が考えられるため、日頃からの対策が立てにくいトラブルのひとつでもあります。しかし発生頻度が高い部類ではあるものの、雨漏り修理を専門としている施工業者は意外と少ないのが現状。そこで、急なトラブルにも慌てないために、雨漏り修理業者選びのポイントをご紹介します。
まず、現場を見てから見積もりを出してくれる業者を選びましょう。雨漏りの原因の特定は非常に難しいものであり、口頭で聞いただけでは到底わかりません。依頼主の話だけを聞いて、すぐに見積もりを出したり、契約を迫る業者はNGです。きちんと出張してチェックしてくれる業者を選びましょう。
次に保証面です。施工後にまた水もれが…というケースは非常に多いものなので、アフターケアや保証がきちんと備わっているか確認しましょう。アフターケアが充実している業者は、修理技術に自信があるということの裏返しでもあります。補修ジャンルに関しても見ておきましょう。
実績を確認して、戸建てに強いのか、それともマンション・ビルなど大きな建物に強いのか、といった業者の得意な分野も一緒に確認しておきましょう。また、資格者がいるかどうかは大きな判断材料です。防水施工管理技術者・雨漏り診断士といった有資格者がいる会社は、プロ意識が高く、専門的知識をもったスタッフが多く常駐している可能性が高いです。相場価格より少し高くても、応対が丁寧で緻密なやりとりをしてくれる業者が大半ですので、こういった資格・スタッフの充実面で見ることも非常に大切です。